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決意新た3181人が新成人 十勝管内で成人式

音更駒太鼓が鳴り響く中、友人同士で式典会場に向かう新成人たち(10日午前10時45分ごろ、音更町文化センターで。金野和彦撮影)

 成人の日の11日を前に、十勝管内の16市町村で10日、成人式が行われた。道教委によると、今年の管内の新成人は3181人(男性1583人、女性1598人)。各会場では華やかに着飾った新成人が大人の仲間入りをし、友人や家族と門出を喜び合った。

 音更町では午前11時から町文化センターで成人式(町教委主催)が行われ、対象者402人のうち376人が出席。式典では宮原達史教育長が「理想とする未来の自分に向かって、一人ひとりが努力を積み重ねてまい進してほしい」と式辞を述べ、高木収副町長と小野信次議会議長が激励の言葉を送った。

 新成人を代表して誓いの言葉を述べた青木孝介さん(北海道教育大学釧路校2年)は「一人の大人、社会の一員として恥じぬよう、何事にも強い覚悟を持って挑んでいきたい」と決意を新たにした。

 式後のアトラクションでは、高橋光希さん(酪農学園大学2年)ら新成人5人が保護者への感謝の手紙を朗読。その後、保護者からの祝いの手紙が「劇団ほうき座」によって代読され、会場は感動的な雰囲気に包まれた。

 管内の新成人は少子化で年々減少しており、今年は昨年より78人減った。最も多い帯広市では1660人が成人を迎え、同日午後2時から帯広市民文化ホールで「帯広市成人の集い」(市、市教委主催)が行われた。新得、陸別、広尾の3町は3日に成人式を実施している。(松田亜弓)

関連写真

  • 旧友との久しぶりの再会を喜ぶ新成人たち(10日午後0時50分ごろ、帯広市民文化ホール前。金野和彦撮影

    旧友との久しぶりの再会を喜ぶ新成人たち(10日午後0時50分ごろ、帯広市民文化ホール前。金野和彦撮影

  • 笑顔で式会場に入る新成人たち(10日午前10時45分ごろ、音更町文化センターで。金野和彦撮影)

    笑顔で式会場に入る新成人たち(10日午前10時45分ごろ、音更町文化センターで。金野和彦撮影)

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