帰省ラッシュ本格化 帯広空港など混雑
年越しや正月を故郷で過ごす人の帰省ラッシュが26日から本格的に始まり、十勝管内でも航空便やJR、バスなどが大きな荷物を持った家族連れらで混雑した。
とかち帯広空港ではこの日、羽田発帯広行きの便が日本航空、エアドゥ共に帰省客や観光客で満席近い状態で、2便に分けて帰省する家族もいた。
同空港の到着ロビーでは、帰省する家族を出迎える人々でにぎわい、再会を喜び抱き合ったり、孫の頭を愛しそうになでる祖父母の姿も見られた。
管内の母親の実家を訪れるという、東京の小学校6年生齋藤環(かん)君(12)と同3年生の啓(ひろ)君(9)の兄弟は、母親とともに降り、「東京ではできない雪遊びがしたい」と笑顔。東京から帰省する大学生の息子を待つ夫婦は「十勝のおいしいものをたくさん食べさせてあげたい」と話した。
エアドゥによると帰りの帯広発羽田行き便は1月2~5日が満席状態という。
JRは札幌発の混雑のピークが29、30日で、帯広発は1月2~3日の混雑が予測されている。(星茉莉枝)
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