陸別 人間耐寒テストでギネスに挑戦
【陸別】十勝を代表する冬のイベント「しばれフェスティバル」の実行委員会は、来年2月6、7日に開催する第35回の同フェス(会場・町ウエンベツイベント広場)で、メーン行事の「人間耐寒テスト」にちなんだギネス記録に挑戦する。35回の節目に合わせた新企画で、「日本一寒い町」が自慢の寒さで世界一を目指す。
14日、町商工会で開かれた第1回実行委(委員長・浜田正志町商工会青年部長)で示された。挑戦の内容は(1)同時に多数で氷のかまくら(バルーンマンション)に入る(2)同時に多数でぬれたタオルを回し、タオルを凍らせる-などが検討されている。
現在、ギネスブックを発行するギネス・ワールド・レコーズ事務局に、認定可能な挑戦内容について問い合わせており、「達成可能なものを選定し、イベントを盛り上げたい」(実行委)としている。人間耐寒テストで参加者が宿泊するバルーンマンションは、例年通り100基を製作。参加定員は300人(参加料4000円、抽選)で、14日に事前予約の受け付けを始めた(20日まで)。
この日の実行委には32人が出席。イベント概要や会場設営のスケジュール、予算などを確認した。浜田実行委員長は「先輩が築いてきた伝統に恥じないよう、いつまでも続くイベントとして盛り上げたい」と意気込みを述べた。
第35回の同フェスは、ステージイベントではこれまで1日のみだったよしもとお笑いステージショーを2日間に拡大。同6日のステージには「とにかく明るい安村」が出演する。北海道発ご当地アイドル「フルーティー」のライブや「手裏剣戦隊ニンニンジャーのキャラクターショーなども予定されている。
また、会場では全長80メートルのジャンボ滑り台を設営。陸別消防署はアニメ「進撃の巨人」をテーマにした雪像を製作する。人間耐寒テストの申し込みなど詳しい問い合わせは実行委事務局(0156・27・3990)へ。(鈴木裕之)
◆しばれフェスティバルについて
・人間耐寒テスト、スケジュール等-ホームページ