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武四郎の足跡たどる 百年記念館で開幕

大型資料の「北海道国郡検討図」などが目を引く松浦武四郎展(5日午前10時半ごろ、折原徹也撮影)

 特別展「来道170年記念 松浦武四郎展~十勝毎日新聞社グループコレクションから~」(十勝毎日新聞社、NPO十勝文化会議主催)が5日午前10時、帯広百年記念館で開幕した。会場には武四郎の足跡をたどる地図や文献が並び、初日から大勢の来場者が貴重な資料に見入った。入場無料。23日まで。

 「北海道の名付け親」として知られる探検家松浦武四郎(1818~88年)の初めての北海道探査から170年を迎えたのを記念して開催。武四郎は三重県松阪市に生まれ、北海道には6回探査に訪れた。

 会場の特別展示室には現代の行政区域の基礎となった「北海道国郡検討図」(縦2・4メートル、横3・6メートル)や刊行本の草稿原本、50点を展示している。探査に協力したアイヌとの交流を示す蝦夷錦や、実際に地図上に立つことができる「北海道国郡検討図」の拡大レプリカもある。

 午前9時~午後5時(展示室への入場は午後4時半まで)。月曜休館。13日午後2時からは、北海道博物館学芸主査の三浦泰之さんが講演する。
(高津祐也)

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