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管内でも一斉に販売 ボージョレ・ヌーボー解禁

上田取締役(左)の説明を受け、ボージョレ・ヌーボーを買い求める客(19日午前10時半ごろ、帯広市内の「久楽屋」で。金野和彦撮影)

 今年採れたブドウで作ったワイン「ボージョレ・ヌーボー」が19日午前0時に日本で解禁となり、十勝管内の酒店などでも一斉に販売が始まった。

 ワイン産地として知られるフランスブルゴーニュ地方ボジョレー地区で作られる新酒。11月の第3木曜を解禁日と定め、メーカーや酒店、スーパー等が予約を取るなどPRした。

 酒店「久楽屋」(帯広市西2南1、上田雅寛社長)でもこの日、店内にチラシやポップを張り、店内に入ってすぐの場所に商品を並べ、“解禁”をアピール。今年は昨年より若干減らしたものの、1000円台から5000円まで15種類約280本を仕入れた。ワインアドバイザーの上田眞理取締役は「今年はフルーティで昨年よりおいしい」と話していた。

 また、この日に合わせ、「ヌーボーパーティ」を開く飲食店も多い。28回目の開催となる「フレンチカフェ ル・ボルドー」(同市西16南5)の加藤和彦オーナーは「現地ではパリ同時多発テロが起きたばかりで、お祭りムードはないだろう。パーティーでもこの事実をしっかり受け止め、味わいたい」と話していた。(佐藤いづみ)

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