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アプリで広報誌お届け 士幌 十勝初の運用

スマホやタブレット端末で手軽に閲覧できる「i広報紙」をPRする小松主事(前)ら

 【士幌】町は、スマートフォンやタブレット端末で自治体の情報を閲覧できる無料アプリ「i広報紙」のサービスを始めた。同アプリの活用は十勝の自治体で初めて。電子媒体による手軽さや速報性が売りで、若年層を中心により多くの人に広報誌を身近に感じてもらう狙いだ。

 同アプリは福岡の広告代理店「ホープ」が開発し、7月からサービスを開始。現在は全国240の自治体が導入、道内では函館や旭川など7カ所が活用している。アプリ内に表示される広告収入で運用されているため、閲覧無料で、自治体側も無料で配信できる。

 町は、今年2月に町民500人を対象にした広報誌に関するアンケートを行った際、「手軽に広報誌を見られないのか」という要望があったのがきっかけ。スマホの普及を機運に読者層を若い世代にまで広げようと、9日から同アプリのサービスを始めた。

 アプリ内では、毎月末に発行する「広報しほろ」と毎月中旬に発行する「役場だより」を冊子版と同様に読むことができる他、掲載記事を切り抜いて保存し、それをフェイスブックなどのSNSやメールでシェアできる。保存したページを読み返せるブックマーク機能や、今年4月号以降のバックナンバーも閲覧できる。最新号は自動的にユーザーに通知、配信される。

 士幌に限らず、同アプリを導入する全国の自治体の情報も閲覧可能。町総務企画課企画グループの小松明広主事は「今後は町のホームページと連動させたい。町民以外の目にも触れることで、士幌の情報が拡散すれば」と期待している。

 同アプリは「App Store」か「Google play」からダウンロードできる。(小縣大輝)

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    スマホやタブレット端末で手軽に広報誌を閲覧できる「i広報紙」

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