帯広市内中学校、文化祭シーズンたけなわ
帯広市内の中学校で3日、文化祭が始まった。生徒はクラス発表や合唱、スピーチなど多彩なプログラムを披露し、“文化の秋”を満喫している。
帯広緑園中(辻敦郎校長、生徒313人)では、午前8時40分から開会式が開かれた。この日は代表生徒による英語暗唱・スピーチ、演劇、学級ステージ発表などの催しがあり、来場者を楽しませた。
このうち、3年男子生徒有志13人は演劇「走れ!ヤマト」(作・演出ツジアツロヲ)を披露。波乱の幕末の世に生きた新撰組を熱く演じ、アクロバットなダンスと歌、音と光の演出で観客を引き込んだ。
演劇に挑んだのは全員初めてで、夏休み中から練習を重ねた。近藤勇を演じた池亀武龍君は「練習は厳しかったが、みんなが緊張感に負けず楽しくやり切れた」と笑顔で話した。
4日は合唱コンクールのほか、初の取り組みとなる各学級が来場者をもてなす「学級展」などを予定。
市内中学校の文化祭は3、4の両日かいずれか1日に開催する。(松田亜弓)