十勝ソフトキャンディ発売 十勝製菓、上士幌
【上士幌】昨年末、町内の旧北居辺小学校(町居辺東9線235)に設立した菓子製造・販売の「十勝製菓」(濱口清社長)が、新商品「十勝ソフトキャンディ」を発売した。同社の製品としては初のソフトキャンディーで、既に販売している4種類のハードキャンディーに次ぐ“定番商品”として期待される。
味はバターとチーズの2種類で、よつ葉乳業のバターやホクレン農業協同組合連合会の砂糖といった十勝産の原料をふんだんに使用。5月に発売された「十勝あんこ飴(あめ)」「十勝ミルクキャンディ」「十勝はちみつキャンディ」「十勝ワインキャンディ」の4種類は高温で加熱して硬くするハードタイプだったが、今回は真空釜を使った仕上がりでまろやかな食感が楽しめる。持ち運びに便利な巾着型のパッケージも特徴だ。
帯広市内で4~6日に開かれた「とかちマルシェ」で先行販売したところ、試食した来場者からは「甘くておいしい」「お土産にぴったり」と好評。2日間を通して約400袋が売り切れ、接客に当たった同社の関山隆夫営業本部長は「お年寄りを中心に手に取る人が多く、販路拡大に手応えを感じた。これからは味のレパートリーも増やしたい」と話している。
1袋80グラムで、税別200円。町ナイタイ高原牧場のレストハウスで扱っている。問い合わせは同社(01564・9・2550)へ。(小縣大輝)
◆十勝製菓について
・十勝製菓株式会社-公式ホームページ