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自分の写真が作品に マイナスアート展

来場者が作品に参加できるアプリを開発した岡本さん(金野和彦撮影)

 帯広市内の旧ホテルみのや(西2南10)で30日まで開かれている「マイナスアート展」に作品「This is Not Art」を出展している岡本和之さん(49)は、作品と連動するiPhone(アイフォーン)用アプリ「THIS IS NOT ART」を開発し、27日から無料配信している。岡本さんは「管内の祭りなど大きなイベントでも活用できれば」と話している。

 アプリを開発した岡本さんは音更町在住のIT技術者。2007年頃からアイフォン用のアプリ開発と、アプリを利用した「インタラクティブ映像」の制作に携わってきた。

 「This~」は、会場1~2階の階段の壁に投影された映像で、来場者が近づくと点滅したり、映像内に漂う柔らかそうな球体が来場者の方向を向いたりするなど、人の動きに連動する「インタラクティブ映像」と呼ばれる作品。

 作品と連動する専用アプリは、スマートフォン内にある画像や、アプリを撮影した写真を加工し、作品内の球体と同じ3D(立体)映像に変換する。送信すると、作品の中に、加工された写真が投影され、その場にいなくても作品に参加できる仕組み。

 岡本さんは、おびひろ氷まつりなど管内イベントで同アプリを活用することも考えていて、「今後は大手広告会社にも提案していくつもり」と話している。

アプリのページまでのQRコード

 アプリはiTunesストアで「THIS IS NOT ART」と検索するか、次のQRコードを読み込んでアクセスする専用ページからダウンロードできる。(大木祐介)

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