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誇り胸に堂々帰還 甲子園から白樺ナイン

「高校野球生活で培ったことを生かしていきたい」と報告する周東主将(中央)と部員たち

 【芽室】高校野球の第97回全国選手権大会で8日、下関商(山口)に敗れた白樺学園ナインが10日夜、町内の母校に戻った。選手たちは誇らしい表情を浮かべ、最後まで熱い声援を送った保護者や卒業生に感謝の言葉を伝えた。

 午後7時10分すぎ、選手を乗せたバスが同校に到着。真っ黒に日焼けした選手が降りてくると、待ち構えていた保護者や卒業生は「お帰りなさい。感動をありがとう」と書かれた横断幕を掲げて拍手で温かく出迎えた。

 嶋野幸也校長は「地域に大きな夢を与えてくれた。ありがとう」と選手に感謝し、戸出直樹監督は「選手には、皆さんの支えに感謝し、自信と誇りを持って生活してもらいたい」と活躍をたたえた。

 周東拓弥主将(3年)は「一日でも長く甲子園で戦い、白樺の歴史を変えたかった。地域の皆さんには甲子園出場という恩返しができたと思う。後輩の応援もよろしくお願いします」と呼び掛けた。(高津祐也)

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