宇宙開発促進を要望 とかちづくり会議
十勝管内商工会連合会(竹田悦郎会長)と帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)は7月29日、2015年度とかち商工産業振興会議(とかちづくり会議)を開き、新たに航空宇宙開発・利用促進など盛り込んだ国・道に対する要望項目をまとめた。
同連合会と帯商は6、7日に札幌、東京で、道開発局や国交省などに要望活動をする。
要望項目は14点。うち重点項目は5項目で、北海道横断自動車道、帯広・広尾道の整備促進を要望項目から重点項目に繰り上げた。
新規に加えたのは北海道新幹線開業に向けた道内交通ネットワーク整備と、航空宇宙開発促進の2点。国は今年1月に新宇宙基本計画を策定しているが、要望書では大樹町の多目的航空公園を活用したロケット射場整備などを求めている。
会議には関係者ら約50人が出席。竹田会長は「管内商工会と帯商が連携するこの会議が、地域発展に結びつくことを願っている」とあいさつした。
(長田純一)