めむろ夏フェスでV報告 白樺学園
【芽室】夏の高校野球北・北海道大会を制し、4年ぶり3度目の甲子園出場を決めた白樺学園のナインが26日、芽室公園で開かれたイベント「めむろ夏フェス-星空のディスタンス-」(町商工会青年部主催)の会場を訪れ、優勝を報告した。選手たちは地元の温かな出迎えを受け、甲子園での健闘を誓った。
雨が降るあいにくの天候となったが、イベント会場は熱気に包まれた。金色のメダルを首から下げ、真っ黒に日焼けした選手たちが堂々と一列に歩き、ステージ上に上がると、会場からは「お帰りなさい」「おめでとう!」と大きな祝福の声が上がった。
戸出直樹監督は「甲子園出場は部員64人全員でつかんだもの。芽室の名を全国に広め、期待に応えられるよう勝ち上がっていきたい」とあいさつ。周東拓弥主将(3年)は「これからが本番。白樺の野球で、新たな歴史を塗り替えていきたい」と決意を語った。
会場では、選手と笑顔でハイタッチする地元の野球少年の姿も見られた。芽室中学校野球部の磯田寛斗君(1年)は「格好良かった。加藤(隆舗)選手のような4番になれるよう、頑張りたい」と夢を膨らませた。(高津祐也)