「これからが本番」 白樺ナイン凱旋V報告
高校野球の第97回全国選手権北・北海道大会は24日午後の決勝(旭川スタルヒン球場)で白樺学園が勝利し、4年ぶり3度目の甲子園出場を決めた。一夜明けた25日午前10時半過ぎには、白樺ナインが母校に戻り、晴れ晴れとした表情で優勝を報告した。全生徒や教職員、保護者らが選手たちの健闘を祝福した。
同校体育館ではこの日、夏休み前の全校集会が行われた。優勝旗や賞状、金色のメダルを首から下げた選手が一列に同校体育館に入場すると、待ち構えた全生徒が旗を振り、「おめでとう」などと声を掛けた。
選手はステージ上に並び、周東拓弥主将(3年)は「甲子園の切符を手にした実感があまりないが、これからが本番。力が発揮できるよう頑張っていくので応援よろしくお願いします」とあいさつ。
戸出直樹監督は「生徒、教職員、保護者の応援の輪が大きくなり、決勝戦で爆発した。今日から気持ちを切り替えて夏の大会で最後の最後まで暴れていきたい」と活躍を誓った。
嶋野幸也校長は「目標は全国制覇。体調に注意して必ず栄冠を勝ち取ってほしい」とエールを送った。
夏の全国選手権大会(甲子園球場)は8月6日に開幕する。(高津祐也)
◆夏の甲子園 北北海道大会について
・第97回 夏の甲子園 北北海道大会-十勝毎日新聞電子版