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ひんやりリンク造り 明治オーバル製氷作業始まる

 屋内スピードスケート場の明治北海道十勝オーバルで1日午前、今季のリンク造りが始まった。ひんやりとした空気の中、帯広市文化スポーツ振興財団の職員が作業を進め、15日に始まるナショナルトレーニングセンター(NTC)の合宿までの完成を目指す。

 製氷作業は不純物を取り除いた温水を一日5回ほど散水し、氷の厚さが2・8ミリになるまで続ける。散水した水は2時間ほどで固まる。リンクの下には氷点下4度の冷却液が流れ、ゆっくりと水を凍らせて質の良い氷を作るたため、日ごとに0・5度ずつ温度を下げていくという。

 作業に当たる同財団第2スポーツ振興課第2事業振興係主事の伊藤悟さん(34)は「選手たちが記録を出し、気持ち良く滑れるなど、期待に応えられるよう取り組みたい」と話していた。(高津祐也)


◆明治北海道十勝オーバルについて
帯広市文化スポーツ振興財団-公式ホームページ
帯広市文化スポーツ振興財団-公式facebook

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