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帯南商業高珠算部が5年ぶり全道優勝、6人が全国へ

団体で全道優勝し、個人も6人が全国大会出場を決めた帯南商高珠算部。右から3人目が細川部長

 第68回北海道高校珠算・電卓競技大会兼第62回全国高校珠算・電卓競技大会北海道予選(5月29日・釧路市)の珠算部門で、帯広南商業高校珠算部(細川寿美華部長、部員11人)が団体競技で5年ぶりの優勝を果たした。個人競技は総合で安部広笑さん(2年)が制し、同部から6人が7月29日の全国大会(東京)出場を決めた。

 同大会の珠算部門には全道8校から29人が参加。同部からは11人が出場し、1人600点満点の問題の合計得点を競った。

 伝票算や読上暗算など4競技の総合点で決まる個人総合は、安部さんが510点で優勝。2等に細川寿美華さん(3年)、3等に宮城明日花さん(同)、佳良に長廻亜季さん(2年)、岡田明澄さん(同)、菅原佑香さん(同)が続き、全国大会の出場枠に入った。

 この結果、各校の上位成績者3人で競う団体競技で同部は1470点の好成績を出し、1440点の函館商業(準優勝)を僅差で振り切って優勝した。団体競技でも全国に挑む。

 細川部長(3年)は「前日、函館商業と練習して200点差で勝っていた。本番で追い上げられて悔しい部分もある」とし、安部さんも「普通計算で失点が多かった。優勝してうれしいけれど、反省点も残る」と気を引き締める。

 同部は今大会前、全国の強豪校が集まる毎年恒例の関東合宿と、数年ぶりの西日本合宿で実力を高めた。全国大会へ向け、細川部長は「本番で緊張すると、点数も落としてしまう。優勝を目指し、少しでも良い順位に向けてメンタル面を鍛えたい」と意欲的。國村光二顧問は「一人ひとりにスピードがあるし、安定している。全国大会までの2カ月間、応用力などをつけて伸びしろを埋めていきたい」と話している。

 種目別競技では、伝票算で菅原さん、応用計算で細川部長が優勝した。(松田亜弓)

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