トロッコに歓声 りくべつ鉄道 大型連休始まる
体験列車に乗り込む家族連れ（２５日午前９時５５分、折原徹也撮影）
【陸別】ゴールデンウイーク（ＧＷ）が２５日スタートし、管内の行楽施設の多くが今年度の営業を始めた。春の陽気に誘われ、各施設には管内外から大勢の家族連れらが訪れ、思い思いの休日を楽しんだ。
旧ふるさと銀河線の車両や線路を活用した観光施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」（運営・陸別町商工会）では、午前８時４５分から旧陸別駅構内で関係者が安全祈願祭と出発式を行い、今季の営業を開始。町内外から訪れた家族や友人グループなどが、駅構内を走るディーゼル車の乗車体験や、足こぎ式トロッコなどを楽しんだ。
一番列車には町内の坂東莉衣ちゃん（９）＝陸別小４年＝、蓮花ちゃん（４）＝陸別保育所＝、美玲ちゃん（２）の３姉妹が祖母とともに乗り込み、約１０分間の“列車の旅”を楽しんだ。莉衣ちゃんは「毎年乗っているけど楽しい。窓から見えた山がきれいだった」と笑顔で話した。
同鉄道は２００８年に観光鉄道として営業開始。車両の運転を体験できることから全国の鉄道ファンに人気がある。駅構外を走る列車の乗車体験もあり、５月５日には、駅から２・８キロ離れた旧石井踏切まで特別列車を運行する。
料金は大人５００円、小学生３００円、幼児無料（保護者同伴）。営業時間は午前９時～午後４時半。今季の営業は１０月２５日まで。問い合わせは同商工会（０１５６・２７・３１６１）へ。（鈴木裕之）
◆ふるさと銀河線りくべつ鉄道について
・ふるさと銀河線りくべつ鉄道－公式ホームページ
・ふるさと銀河線りくべつ鉄道－公式Facebookページ
・営業予定表－ふるさと銀河線りくべつ鉄道公式ホームページ
・運転体験の予約はこちらから－陸別町商工会
