十勝でも投票始まる　知事選、道議選

道政への思いや願いを込め、一票を投じる有権者（１２日午前９時４０分、帯広花園小。塩原真撮影）

　統一地方選前半戦の道知事選と道議選が１２日、投開票日を迎え、十勝管内でも知事選と道議選の帯広市区（定数３）、十勝区（同４）の投票が午前７時から始まった。知事選では３期続いた現道政の評価が問われ、人口減対策など地方創生の取り組み、観光振興、泊原発再稼働などが争点となっている。

　知事選に立候補しているのは、自民、公明が推薦する高橋はるみ氏（６１）＝無所属・現＝と、民主、維新、共産、社民、新党大地推薦のフリーキャスター佐藤のりゆき氏（６５）＝無所属・新＝の２人。

　道議選帯広市区は、伊賀淳貴氏（５３）＝自民・新＝、三津丈夫氏（６９）＝民主・前、社民推薦＝、佐々木とし子氏（６０）＝共産・新＝、清水拓也氏（４０）＝自民・新＝、山崎泉氏（４１）＝無所属・１期、新党大地、民主、維新推薦＝、編田照茂氏（６０）＝無所属・新＝、上野庸介氏（４１）＝無所属・新＝の計７人。

　十勝区は山川秀正氏（６２）＝共産・新＝と、池本柳次氏（６８）＝民主・４期、社民推薦＝、喜多龍一氏（６３）＝自民・５期、公明推薦＝、佐々木恵美子氏（６５）＝無所属・４期＝、大谷亨氏（６７）＝自民・４期、公明推薦＝の現職４人の計５人。

　十勝管内は１２日、好天に恵まれ、計２４５カ所の投票所では有権者が次々と訪れて道政を託す一票を投じた。

　投票は午後８時までだが、管内の１５５投票所では終了時間を１～４時間繰り上げる。即日開票され、開票作業は午後８時から各市町村ごとに順次行われ、道議選・帯広市区の最終結果の判明予定時間は午後１１時５０分の予定。
（統一地方選取材班）

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