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帯八中の嶋本さん金賞  全日本リコーダーコンテスト

金賞に輝いた嶋本さん(左)と、銀賞受賞の広葉小クラブのメンバー(左2人目から瀧さん、竹中さん、山南さん、高山さん)

 「第36回全日本リコーダーコンテスト」(3月29日・東京、全日本リコーダー教育研究会主催)の独奏の部で、北海道代表の嶋本早紀さん(12)=帯広第八中1年=が最高賞の金賞に輝いた。前回銀賞だった嶋本さんは「昨年は悔しい思いをしたのでうれしい」と喜んでいる。合奏の部に初めて出場した帯広広陽小学校リコーダークラブは銀賞だった。

 今回のコンテストには全国の小・中学校から162の団体・個人が出場。嶋本さん(出場時は帯広若葉小6年)は2番目にステージに立ち、父の勇さん(帯広広陽小教諭)のギター伴奏に合わせて「アルトリコーダーとギターのためのソナタ第1番」を演奏した。大会前は勇さんの指導の下、音を舌で区切るタンギング技術の練習に励み、「前の人が上手で緊張したが、歌うような演奏を心掛けた」と振り返った。

 同コンテストへの出場は今回が最後という。嶋本さんは「中学は運動系の部活に入りたい。リコーダーはたまにお父さんと遊ぶくらいかな」と笑顔を見せ、気持ちも新たに中学校生活をスタートさせた。

 一方、広陽小リコーダークラブは5・6年生(現在は6年生と中学1年生)8人が合奏に挑んだ。8種類のリコーダーを使い分けながら、曲調の速さの違う曲で構成される「ウエストカントリー組曲」を披露した。副リーダーの山南澪奈さん(現6年)は「初めての全国大会で悔いのない演奏ができた」と満足げな表情。顧問の嶋本勇教諭も「今までで一番良い出来だった」とたたえた。

 山南さんを含め、今の6年生にとって同クラブでは今年が最後の活動の年。既に地域行事での出演依頼も入っており、「リコーダーでこんなことできるんだ思われるような演奏を」(竹中結菜さん)、「(音を切らない)スラーやタンギングなどの技術を磨きたい」(高山ほのかさん)、「聴いている人を楽しませたい」(瀧春菜さん)とそれぞれの目標へ意欲を新たにしている。(高津祐也)


◆リコーダーコンテストについて
広陽小と若葉小の嶋本さん全国へ リコーダー大会-十勝毎日新聞電子版(2015/02/14)

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