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河江公庸 トランポリン都道府県対抗決勝Tに進出

全国大会で決勝トーナメントに進出、大会後も張り切って練習する河江公庸(後方右端は稗田道也コーチ)

 トランポリン競技の第6回都道府県対抗選手権大会(2月21、22日・静岡県掛川市、日本体操協会など主催)10歳以下男子の部に出場した音更トランポリンクラブの河江公庸(音更小3年)が予選を35・960点の北海道勢トップとなり、同クラブから初めて上位8都道府県の各1人ずつによる決勝トーナメントに進出した。同トーナメントは1回戦で大会優勝選手に敗れたが、大きな成果を得た。

 河江は兄蒼生(同小6年)の影響で5歳ごろから競技に取り組んでいる。大規模な大会への出場は3回目となった昨年9月の道大会(北見市)で優勝し、全国大会に出場した。

 10本の技を連続して行う競技で、河江は9本の宙返りを入れて挑んだ。抱え型1回4分の1宙返りなどを「緊張したけどミスなくできた」と予選は全体の13位、道内勢トップの点数をマークした。

 決勝トーナメント1回戦では優勝した都竹奏翔(兵庫県)を相手に「うまくいったけどぼろ負け」だったとする。しかし全国の選手の演技を間近で感じ「手足をきっちり伸ばして演技できれば勝てる可能性がある」と実感した。

 指導する稗田道也コーチは「非常に良く頑張った。気後れせず、やらなければならいないことは全部できた」と評価する。大会後はさらにジャンプの高さが出て、演技も上達しているという。河江は「フルツイストをできるように練習する」とさらなる向上を誓っている。(菊池宗矩)

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