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彩凛華、過去最高ペースで入り込み 音更

彩凛華の会場で雪と遊ぶ外国人家族(2月8日)

 【音更】十勝川温泉の冬のロングランイベント「十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」(同実行委員会主催)の入り込みが好調だ。開幕1月24日から今月9日までの来場者は1万9077人と、過去最高だった前年同期を16%上回っている。今冬は十勝川温泉に宿泊する外国人観光客が多く、にぎわいの要因とみられる。

 1日当たりの来場者数では、最多が開幕日(金曜)の3002人、次いで7日(土曜)の2769人だった。7日は300台収容の駐車場が満杯となり、混雑した。

 十勝川温泉の宿泊客が中心となる平日は、地元客が多い土、日曜と比べて来場者が少ないのが通例。ところが、今年は平日でも来場者が多く、1月30日(金曜)1014人、6日(同)1226人と1000人を突破した。

 これは、十勝川温泉の各ホテル、旅館に宿泊するアジアからの外国人観光客が多いため。「台湾からの旅行者が目立つ」(大平原)「今冬はツアー客の動きが早い」(第一ホテル)などの声が多い。同協会では、外国人観光客の多い理由として円安、ツアー料金の低下に加えて「道東の猛吹雪を心配して十勝川を宿泊地に選ぶ傾向がみられる他、誘致の取り組みも奏功している」と説明する。

 海外からの観光客は「さっぽろ雪まつり」が開かれている2月前半に集中するが、今冬は、中華圏の「旧正月」が19日のため、観光客が分散し、後半にも宿泊客の増加が見込まれる。3月1日までの彩凛華への来場数も「これまでの好調なペースは続きそうだ」(同協会)としている。(平野明)

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