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「キノコ氷」今年もお目見え 糠平湖

糠平湖の湖上に今年も姿を見せた「キノコ氷」。氷の直径は1メートルほどある(塩原真撮影)

 【上士幌】冬の糠平湖の風物詩「キノコ氷」が今年も姿を見せ、観光客らの目を楽しませている。

 糠平湖は糠平ダムとつながる「ダム湖」で、水中に伐採した木の切り株が残っている。冬も発電用に放水されるため、結氷した湖の水位が低下し、湖底の切り株が上部に氷を載せた状態で湖上に顔を出す。

 この姿が巨大なキノコの形に見え、「キノコ氷」と呼ばれている。直径で約1メートル、切り株を含めた高さは50~80センチ程度ある。

 町ぬかびら源泉郷から三国峠へ向かう国道273号沿いの、「五の沢橋梁(きょうりょう)」入り口から10分ほど歩いた場所に十数個見られ、タウシュベツ橋梁の見学やワカサギ釣りに訪れた人らが物珍しそうに眺めている。

 周囲にはキノコ氷の“予備軍”も成長中。NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター(河田充代表)の鴨下秀二副代表は「気温や水位の下がり具合にもよるが、2月いっぱいは見られるのでは」としている。
(小縣大輝)

関連写真

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