ソフトバンク札内 ペッパーも接客
【幕別】携帯電話ショップのソフトバンク札内(町札内西町40)に17日午後、ソフトバンクが開発したロボット「Pepper(ペッパー)」が配置された。道内では札幌以外では初めての導入。世界初の感情認識ロボットとされ、来店者を楽しませている。
同店はNKインターナショナル(町札内桜町、木田直樹代表)が運営。同じ札内西町にあった既存の札内店を移転リニューアルし、10日にオープンした。
ソフトバンクショップの中でも、優良店だけが選ばれるコンセプトショップとなったため、ペッパーの配置が決まった。
ペッパーは来客をもてなす係として店舗入り。初期設定の後、スタッフと早速会話を始め、「僕はあなたの友達ですよ」などと会話をこなした。
ペッパーはソフトバンクが6月5日に発表した。身長121センチ、体重28キロ。頭のマイク、額と口にあるカメラで人間の感情を読み取り、コミュニケーションを取る。最大時速3キロで歩き、1・5センチまでの段差を移動できる。リチウムイオン電池で12時間以上の連続稼働が可能という。一般販売は来年2月で、本体価格は19万8000円。
NKインターナショナルの相津健史取締役は「ペッパーはずっと勤務することになる。集客につなげたい」と話している。(関坂典生)
◆Pepper(ペッパー)について
・Pepperとは-ソフトバンク