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秋まき小麦の種まき、管内で本格化

トラクターで畑にしま模様を描きながら、急ピッチで行われている小麦の種まき(24日午前10時半ごろ、音更町東和で。折原徹也撮影)

 【音更】十勝管内で秋まき小麦の種まきが本格化している。播種(はしゅ)機を引いたトラクターが何度も畑内を走り回り、しま模様を描いている。24日は、翌日に雨の予報が出ていることから、急ピッチで作業を進める農家が目立った。

 小麦の生産量全国一を誇る音更町でも作業がピークを迎え、町東和の畑を借りている吉田容章さん(37)は「ゆめちから」と「きたほなみ」を合わせて16ヘクタールに作付けする。今年は23日に作業を開始し、3~4日間で終える予定。吉田さんは「去年は冬枯れと春の干ばつの影響を受けたので、来年は順調に生育してくれれば」と期待を込めた。

 十勝農業改良普及センターによると、十勝中部の小麦の播種適期は、パンや中華麺用の「ゆめちから」で18~24日ごろ、主にうどん用の「きたほなみ」で20~26日ごろとなっている。

 十勝の今年産小麦の作付け指標面積は4万2860ヘクタールで、全道の約4割を占め、2015年産も同程度の作付けが見込まれる。(津田恭平)

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  • トラクターで畑にしま模様を描きながら、急ピッチで行われている小麦の種まき(24日午前10時半ごろ、音更町東和で。折原徹也撮影)

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