タラコ車両、30日に限定復活 「日本一運行時間長い」滝川-釧路間
「日本一運行時間が長い定期普通列車」として、鉄道ファンに人気のJR根室線の滝川-釧路間を走る列車「2429D」が30日、旧国鉄色の朱色(通称・タラコ色)の車両2両編成により1日限定で復活、運行される。
2429Dは滝川午前9時36分発、釧路午後6時3分着の列車で、308・4キロを8時間27分かけて走る。今年3月までは毎月第4土曜日に朱色車両2両編成で運行していたが、車両繰りの関係などで廃止されていた。
今回、鉄道愛好家からの要望が高まっていたことから復活させる。朱色車両はJR北海道釧路支社管内に3両あり、毎日いずれかの路線で使用されているが、2両連結で走るのは珍しい。
帯広駅には午後2時13分に到着し、同2時35分に出発する。また、滝川から釧路まで乗車した人には完全乗車証明書の発行もある。
問い合わせはJR北海道釧路支社販売グループ(0154・25・1683)へ。(津田恭平)