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鳥海颯太3年連続V 道Jジュニアゴルフ輪厚大会

3年連続で全道ジュニアゴルフ輪厚大会を制した鳥海颯汰(木野ゴルフセンターで)

 ゴルフの第20回全道ジュニア輪厚大会(10日・北広島市の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース)の中学生男子の部で、鳥海颯汰(音更2年)が小学生から続くこの大会での連勝を伸ばし、3年連続の優勝を果たした。2位に7打差のトータル75打(アウト32、イン43)での圧勝だったが、後半にスコアを乱したことを反省点に挙げた。

 鳥海は今季、急激に成績を伸ばし、北海道小・中学生大会(7月・空知管内由仁町の札幌ゴルフ倶楽部由仁コース)で準優勝を果たすなど、5大会で全国への出場を決めている。

 その活躍の中でも、今大会への思い入れは強い。5年生から出場し、6年生のときに全道規模の大会初制覇をここで遂げた。昨年はトータル74打で、2位に6打差をつけた。2年連続18番ホールでバーディーを奪い「ガッツポーズで大会を締めるのが好き」と笑う。

 前日まで山口県で行われた全国中学校選手権大会に出場していたが、急きょ出場することにした。前半のアウトはプレーがさえた。4番ホールで左からのフォローの風もあり320ヤードのビッグドライブ。パットも7メートルのフックラインも読み切りバーディーとした。5番、7番もバーディーとし、迎えた9番ホール。2オンに成功し、4メートルのフックラインを強く打ってバーディーを取りガッツポーズ。「文句なし。完璧。今までで一番の成績」と喜んだ。

 ところがインに入り状況が一変。連戦の疲れが出て集中力が続かなかった。ショットが乱れ、右側に飛ぶため「なるべく左に打っていた」と修正を図ったがうまくいかず、2度のトリプルボギーを含む7オーバーと大たたきした。

 鳥海は「昨年より(トータルで)1打悪かったから駄目。後半が全国大会への課題。崩れないようにしたい」と、残る3つの全国大会での飛躍を期する。

 今大会では他に、同部で谷保寿樹(帯南町)が11位、小学同で庄内太我(帯つつじが丘)が8位、中学女子で庄内理湖(帯二)が5位に入った。(菊池宗矩)

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  • 道Jr.ゴルフ輪厚大会3年連続V 鳥海颯太  2

    道Jr.ゴルフ輪厚大会3年連続V 鳥海颯太 2

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