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ジャガイモ収穫本格化 大正メークイン収穫始まる

大きく育ったジャガイモを収穫機の上で選別する草森俊一さん(右)ら(18日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

 十勝管内で、ジャガイモの収穫が本格化している。帯広市大正地区では「大正メークイン」の収穫が始まり、トラクターに引かれた収穫機で丸々と大きくなったジャガイモを次々と掘り出している。

 約10ヘクタールを栽培する帯広市大正町の草森勝也さん(61)の畑では17日から収穫を始め、午前7時半から午後5時まで作業を続けている。18日も息子の俊一さん(32)が帯広畜産大学の学生アルバイト3人と作業に当たり、収穫機の上で規格外のイモや石などの異物を手際よく選別した。

 俊一さんは「干ばつや長雨で心配したが、成長は早く、大きく育っているので収量が楽しみ。形の悪いイモもあるが、しっかり選別したい」と話していた。

 十勝管内のジャガイモの作付指標面積は2万4251ヘクタールで、全道の約4割を占める。用途は、スーパーなどで売られる生食用、ポテトチップスなどの加工用、でんぷん原料用がある。

 大正メークインは生食用の代表的なブランドで、今年は約1336ヘクタールでおよそ4万トンを生産する見込み。大正地域では新ジャガイモをPRするイベント「大正新ジャガ伝」(24日)や「メークインまつり」(9月23日)も開かれる。(眞尾敦)


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  • 大きく育ったジャガイモの選別作業(18日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

    大きく育ったジャガイモの選別作業(18日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

  • 大きく育ったジャガイモを収穫機の上で選別する草森俊一さん(右)ら(18日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

    大きく育ったジャガイモを収穫機の上で選別する草森俊一さん(右)ら(18日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

  • 大きく育ったジャガイモを収穫機の上で選別する作業(18日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

    大きく育ったジャガイモを収穫機の上で選別する作業(18日午前9時40分ごろ、塩原真撮影)

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