４８チーム激戦火ぶた　クラブユースサッカー

十勝を舞台に開幕した第２９回日本クラブユースサッカー選手権（Ｕ－１５）大会で熱戦を繰り広げるＦＣ多摩と名古屋グランパスの選手たち（１５日午前１０時１０分ごろ、塩原真撮影）＝記事は２１面

　中学生世代のクラブチーム日本一を決めるアディダスカップ日本クラブユースサッカー選手権（Ｕ－１５）大会（日本サッカー協会、日本クラブユースサッカー連盟主催）が１５日、帯広の森球技場、帯広市グリーンパーク、中札内交流の杜サッカー場で開幕した。地域の予選を勝ち抜いた強豪４８チームが、頂点を懸けて２４日まで熱戦を繰り広げる。

　１２ブロックに分けたリーグ戦の１次（予選）ラウンドを１７日まで行い、１９日からは３２チームによる決勝トーナメントを実施する。決勝は２４日午前１１時から帯広の森陸上競技場。１８、２１日は休息日となる。

　初日は午前１０時から開幕戦となる８試合を行った。開始時の帯広の気温は２０・５度。日本クラブユースサッカー連盟の加藤寛会長は「この４年で最高」と評価する天然芝と、冷涼な気候の下で、選手たちは激しいプレーを展開。観客席からはチャンスや好プレーに歓声が上がった。

　今春にサッカーを始めた長男の寛剛君（御影小１年）と観戦した清水町の公務員伊東洋志さん（４０）は、「トップスピードでボールを運ぶなど、個人のレベルが相当高い」と感心していた。

　十勝での開催は４年連続４回目。福島県の広野町と楢葉町のＪヴィレッジで実施していたが、２０１１年３月の東日本大震災の影響で、同年から十勝で実施している。（北雅貴）

◆adidas CUP 2014 第29回日本クラブユースサッカー選手権（U-15）大会について
・大会概要、出場チーム一覧、スケジュール、結果など－日本クラブユースサッカー連盟公式ホームページ
・大会速報－日本クラブユースサッカー連盟公式ホームページ

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