ひまわり迷路に家族連れ歓声 本別で開幕
【本別】「本別ひまわり3000坪迷路」(本別ひまわり愛好会主催)が10日、町美里別東中地区で始まった。夏休み中の子供や大勢の観光客らが訪れ、大輪の花を付けた迷路を楽しんだ。16日まで。
今年の会場は昨年の5割増の約1・5ヘクタールで、実際は“4500坪迷路”。5月下旬に種をまいたヒマワリは背丈が2メートルまで伸び、鮮やかな黄色い花が満開。
早速、来場者が全長約2・5キロの迷路に挑戦。行き止まりや分かれ道に迷いながらゴールを目指した。
この日は午前10時に特設ステージで開会式が行われ、同会の背戸田利光代表が「ゆっくりと楽しんでください」とあいさつ。高橋正夫町長、中川郁子衆院議員らが祝辞を述べた。
祖母が住む本別に遊びに来ていた根岸優貴ちゃん(5)=幕別=は、弟幸希ちゃん(3)、母親育代さん(33)らと迷路を回り、約20分でゴール。「何度も迷って難しかったけど楽しかった。ヒマワリもきれい」と笑顔を見せた。
開場時間は午前9時~午後4時。期間中、ふれあいミニ動物園やトラクターほろ馬車などの他、特設ステージではカラオケ大会や歌謡ショーが開かれる。
同迷路は2005年に町民有志でスタートし、今年9回目。道内外からの観光客も来場する、本別を代表する夏のイベントになっている。(鈴木裕之)
◆本別ひまわり3000坪迷路について
・本別ひまわり3千坪迷路を開催します-本別町ホームページ