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図書館に行って妖怪特製カード当てよう 幕別・豊頃・浦幌3連携

浴衣姿で来館を呼び掛ける3図書館の担当者。ベント時に浴衣で来場するとプレゼントなどのサービスも(左が中村さん)

 【幕別・豊頃・浦幌】幕別町図書館と豊頃町図書館、浦幌町立図書館は8月1~7日、初となる交流連携事業を実施する。オリジナル制作の「妖怪すごろく」の問題に答えながら各館を巡ると、記念品がもらえるといったユニークな企画。3館担当者は「単館だけでも、各館を回っても楽しめる企画。楽しみを提供し、少しでも各館の来館者増につなげたい」としている。

 「子供の夏休み期間、大人も含め楽しく来館してほしい」と、各館のイベント開催に合わせて企画。幕別の本館司書民安園美さん、浦幌の栗本真由美係長、豊頃の司書中村加美さんが準備を進めてきた。

 妖怪すごろくは、子供の間で大流行中のアニメ「妖怪ウオッチ」にあやかった。「妖怪」などに関するクイズを解いてゴールすると、中村さんが描いた妖怪イラストに各館名が明記された「妖怪認定カード」がもらえる。同カードは館ごとにあり、3枚集めて並べると、ひとつの妖怪の絵にもなり、記念缶バッジがもらえる。

 妖怪のイラスト全般を担当した中村さんは「各館独自のクイズもあります。本で調べれば答えられる問題ばかり。また、他の町の図書館に足を運ぶ機会は少ないと思うので、この機会に一度各館を訪問してみては」と話していた。

 また、ザ・本屋さん(帯広)の後援で、着ぐるみの「かいけつゾロリ」が各館を訪問し、じゃんけん大会を行う(幕別本館・8月2日、豊頃・同3日、浦幌・同7日)。じゃんけんに勝つと、プレゼントがもらえる。この日に浴衣や甚平を着て来館すると、各館とも記念品がもらえる。

 3館とも来館者増は共通課題で今後も連携していく考え。幕別は本館だけでなく、札内、忠類の2分館でもすごろくを行う。期間中、各館だけのイベントもある。問い合わせは幕別が本館0155・54・4488、豊頃が015・579・5802、浦幌が015・576・5833。(佐藤いづみ)


◆十勝東部3町図書館交流連携事業「妖怪すごろく」について
としょかん夏まつり-幕別町図書館

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