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十勝めむろだいこん収穫始まる JAめむろ

畑から引き抜かれ、コンテナに積まれた「めむろだいこん」(2日午前7時半、折原徹也撮影)

 【芽室】JAめむろ(辻勇組合長)で1日、今年の「めむろだいこん」の収穫が始まった。太く成長したダイコンが、収穫機で畑から次々と引き抜かれている。

 廣瀬孝恭さん(49)の畑では、今後種まきする分も含めて約3ヘクタールでダイコンを栽培。4月30日に種まきし、同JA管内の農家では先頭を切って1日に収穫作業を始めた。

 2日朝も午前5時から廣瀬さんと派遣作業員ら6人で収穫し、収穫機が土から引き抜いたダイコンをコンテナに所狭しと詰めた。2日間で約36トンを収穫した。

 今年は6月中旬の長雨があったものの、廣瀬さんは「干ばつや高温障害はなく、肌のきれいなダイコンに仕上がった」と話していた。

 同JAの予定作付面積は85ヘクタール。種まきは前年と同時期の5月1日ごろに始まった。前年よりも3日早く今月7日から収穫が本格化する予定で、収穫作業は10月下旬まで続く。生産量は約3500トンを見込んでいる。

 この2日間で収穫したダイコンは、洗浄や選果を経て広島県や関東向けに出荷される。めむろだいこんは昨年、初めて台湾への定期輸出が実現した。(深津慶太)

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  • 畑から引き抜かれ、コンテナに積まれた「めむろだいこん」(2日午前7時半、折原徹也撮影)

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