道道「栄橋」に穴 幕別町美川で老朽化か
【幕別】道道「豊頃・糠内・芽室線」の町美川にあるコンクリート製の「栄橋」(幅6メートル、長さ148メートル)の一部に穴が開いていたことが分かった。管理する十勝総合振興局帯広建設管理部が周辺を通行止めにして補修作業中。
同部によると、19日午後、同部職員が通行中に穴を発見し、同日中に橋を挟んだ約900メートルの範囲を通行止めとした。穴の大きさは直径最大50センチほど。
栄橋は1964年に架設し、河川拡幅に伴い77年に修繕している。
同部は、穴が開いた原因を経年劣化とみており、橋全体を調査したが、修繕が必要な箇所はほかになかったという。正確な破損時期は把握できておらず、「週3回はパトロールしている場所。それほど前ではない」(管理課)としている。25日午後以降に通行止めを解除する予定。
同部によると通行止めを伴う橋の破損は極めて珍しいという。(佐藤いづみ)