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「うどん県」と自慢合戦 十勝VS香川トークバトル

香川と十勝の互いの魅力をアピールしたトークバトル(塩原真撮影)

 うどんと豚丼、どっちの勝ち? 「うどん県」への“改名”で知られる香川県の観光関係者を招いた交流イベント「香川VS十勝トークバトル」が21日、帯広市内のとかちプラザで開かれ、互いの地域の「お国自慢」の舌戦を展開した。

 昨年6月から「とかち豚丼振興局」を名乗り、魅力PR事業を展開する十勝総合振興局が主催。“改名”の先輩である同県のノウハウを学ぼうと企画した。

 同局の橋本博行局長が豚丼振興局の取り組みを説明。同県観光協会の小坂吉邦次長と同県観光交流局観光振興課の宮武智仁主任が「うどん県」のプロジェクトを紹介した後、十勝代表のFM-JAGAの上野山彰さんとのトークバトルに挑んだ。

 上野山さんの「この辺りのうどんと何が違うの」という讃岐うどんへの“口撃”に、小坂次長は「讃岐うどん以外はうどんじゃない」と応戦。十勝側も「十勝の面積は香川の6倍」「小豆の生産量が日本一」などと自慢を返したが、来場者の判定の結果、香川の圧勝となった。

 小坂次長は「ぜひ一度、香川へ。互いに遠いですが、また交流しましょう」と呼び掛け、約130人の来場者には本場の讃岐うどんも振る舞われた。

 とかち帯広香川県人会会長で、丸亀市からの移住4代目という帯広市の香川俊雄さん(68)は「うどん県はたいしたもの。豚丼ももっとPRしなくては」。家族で讃岐うどんを味わった同市の松本敏さん(65)は「普段、食べているうどんとは歯応えとコシが違う」と感心していた。
(小林祐己)

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