映画「銀の匙」の写真パネルや美術道具ずらり 帯広競馬場
十勝を舞台にした人気漫画「銀の匙(さじ)Silver Spoon」の実写版映画の公開を記念し、帯広競馬場と場内の商業観光施設とかちむらでは、撮影で使われた美術道具や現場の様子を写真で紹介するパネル展が開かれている。24日まで。
とかちむらでは、物語の舞台となる「大蝦夷農業高校」の教室や農業実習シーンなどの写真66枚を展示。学校の校章や看板、犬の「副ぶちょー」の名札や首輪など撮影用の美術道具もずらりと並ぶ。
8日は午前中から多くの人が訪れた。帯広在住の佐々木泰明さん(58)は「競馬場での撮影を見学したので、早く映画も見てみたい」、士幌出身で札幌在住の廣瀬由季さんは「映画で十勝の風景が見られるのはうれしい」と話していた。
また、とかちむら産直市場内の「大蝦夷農業高校銀匙購買部とかち帯広支店」では、新たに「銀の匙」十勝限定Tシャツ(1枚3500円)も入荷。期間中に2000円以上の買い物をした先着100人には、銀の匙のキャラクターがデザインされたオリジナルバッグが贈られる。
同競馬場内では、9日午後0時15分から映画に登場するばんえい十勝の現役競走馬との写真撮影会も行う。撮影は無料で希望者はカメラを持参する。
(高津祐也)