JCが作業開始 人工降雪機で急ピッチ おびひろ氷まつり
31日に開幕する「第51回おびひろ氷まつり」(帯広市緑ケ丘公園一帯)に向け、各団体の製作作業が本格化している。帯広青年会議所(JC)は20日午後7時に製作を開始。雪不足で例年より遅いスタートになったため、人工降雪機も稼働させるなど急ピッチで作業を進めている。
帯広JCは毎年人気の「回転ソリ」と、今回初めて雪に代わり「氷の迷路」を作る。また、255個のアイスキャンドルを用いたピラミッド状のタワー(高さ約2メートル)も設置する。
作業初日は会員ら約45人が参加。帯広JCまつり運営会議の小池逸人議長が「雪が少なくても、質の高い作品で盛大なまつりにしよう」と呼び掛けた。会員たちは全員で「頑張るぞ、おー」と気合を入れ、キャンドルタワーの土台づくりや迷路の外壁の設置作業に取りかかった。
今後、作業は40~50人態勢で毎日行い、まつり前日の30日までに完成させる予定。(高津祐也)