プロの抱負語る ヤクルト入団杉浦投手来社
プロ野球ドラフト会議(10月)で1位指名を受け、東京ヤクルトスワローズに入団した杉浦稔大(としひろ)投手(21)=国学院大-帯大谷高出=が帰省中の30日、十勝毎日新聞社を訪れ、プロ野球選手としての抱負を語った。
「いよいよプロ生活が、現実味を帯びてきた」。新人合同自主トレーニングのスタートを来年1月9日に控えてのつかの間の休息。入団が決まってからは2度目の帰省で、高校時代の恩師・網野元(はじめ)帯大谷高野球部監督らと再会し、同3日まで滞在して英気を養っている。
エースナンバー18を背負う杉浦投手は、開幕ローテーション入りなど周囲の期待に「やるしかない。壁に当たれば、その都度克服したい」と責任感を持っている。「小さな努力の積み重ねが結果につながる」と信じ、背伸びはせず「まずは1軍で1勝する」という決意で歩みを進める考えだ。
十勝の野球少年たちには「努力すれば絶対(プロ選手に)なれる。本当になりたかったら諦めないで」とメッセージを送っていた。
この日は姉・理央さん(23)とともに訪れた。FM-JAGAやOCTVにも出演した。(小寺泰介)