「銀の匙」切手発売 日本郵便十勝連絡会が帯観に贈呈
関口会長代行に切手を手渡す丸山統括局長（左から）
人気漫画「銀の匙（さじ）Ｓｉｌｖｅｒ Ｓｐｏｏｎ」のオリジナルフレーム切手「大蝦夷農業高校銀匙購買部」の発売を記念した贈呈式が２日、ＪＲ帯広駅エスタ東館２階で行われた。日本郵便十勝地区連絡会（統括局長・丸山良三芽室郵便局長）が帯広観光コンベンション協会（大友俊雄会長）に切手を贈った。
初めに、丸山統括局長が「話題性の高い漫画で十勝をＰＲできれば」とあいさつし、同協会の関口好文会長代行に切手１セットを手渡した。関口会長は「来年には映画も公開され、十勝を発信するヒーローになるのでは」と感謝の言葉を述べた。
オリジナルフレーム切手は、同漫画のアニメの印象的なシーンが描かれた１０種類の８０円切手と、主人公が通う大蝦夷農業高等学校の校章がデザインされた銀色のスプーンがセットとなっている。１セット１８００円。管内の全郵便局（簡易郵便局は除く）と札幌市内の一部郵便局を含む道内９７局で販売（３０００セット限定）する。
また同日、同連絡会は帯広市内のとかちむら（西１３南８）の産直市場内の「大蝦夷農業高校銀匙購買部とかち帯広支店」に臨時出張所を開設し、切手を販売した。切手を購入した札幌在住の主婦小田原真理子さん（４４）は「友人に手紙を送るのが楽しみ」と話し、息子の響希君（１０）は「スプーンは卵かけご飯用にする」と笑顔で話していた。（高津祐也）
