大雪像テーマは「銀の匙」 おびひろ氷まつり
来年１月３１日～２月２日に帯広市内の緑ケ丘公園で開かれる「第５１回おびひろ氷まつり」（帯広のまつり推進委員会主催）の大雪像のテーマが、帯広農業高校をモデルにした漫画「銀の匙（さじ） Ｓｉｌｖｅｒ Ｓｐｏｏｎ」に決まった。実写映画公開を控えた人気漫画が、帯広・十勝の真冬の一大イベントを盛り上げる。
同委員会（会長・米沢則寿帯広市長）と、雪像を制作する陸上自衛隊第５旅団第４普通科連隊（境孝明連隊長）の行事支援に関する３日の締結調印式で発表された。
雪像は約７・６トンの氷と１０００立方メートル以上の雪を使用。長さ約３０メートル、高さ約７メートル、幅約６メートルの滑り台２レーンを製作する。側面には、漫画に登場する馬の「マロン号」と犬の「副部長」をあしらう。製作には１月８日からの２２日間をかける予定で、同隊員延べ約８１０人態勢で当たる。
この日は帯広駐屯地で調印式が行われ、米沢市長と境連隊長がサインし、握手を交わした。米沢市長は「市民をはじめ多くの観光客にも楽しんでもらいたい」、境連隊長は「昨年以上の仕上がりになるよう、隊員一同努力したい」と話していた。
（小縣大輝）
