号砲までまもなく~フードバレーマラソン(4)
帯広信用金庫経営企画部推進役 今野裕樹さん(40)
コース沿いに私設給水所を設置
「水分補給をしっかりして完走を目指してほしい」。今大会で同金庫がコース沿いに設置する私設給水所の企画、準備を中心となって進めてきた。
1973年札幌出身。立命館大学卒業後、23歳で同金庫に入庫。支店勤務を経て、2008年から同部署に配属となった。
「コース沿いにある支店で、ランナーのために何かできないか」(今野さん)と考え、同金庫として初めて給水所を設置することに。部署内では、スポーツドリンクやうどんなどの食品も検討されたが「シンプルで補給しやすいのが一番」と意見が出て、水とチョコレートに決まった。
給水所は、白樺通沿いの同金庫開西支店と柏林台支店の向かい側。それぞれハーフコースを折り返した16キロ地点と18キロ地点に位置する。テントと大きな看板を構え、同支店の職員らがランナーに熱い声援を送る。今野さん自身もハーフに挑戦予定で「一緒に完走を目指しましょう」と笑顔を見せる。(高津祐也)