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サンタランド支える人々 広尾サンタランド推進委 まちマイ広尾編

サンタランド推進委が手作りしているサンタキャンドル。押し花担当の内木セツ子さんは「同じものは一つもない」と語る

カップ作りや「おもてなし」
 「広尾サンタランド推進委員会」(武藤敏広会長)は、民間の立場でサンタランドを支える応援団。町民有志23人が「サンタのまち・広尾」ならではの多彩な「おもてなし事業」を繰り広げている。

 1993年にサンタランドの振興を図ろうと発足した同委員会の主な事業は3つ。(1)ウェルカムサンタランド(2)サンタキャンドル制作(3)キッズサンタの派遣-を行っている。

 (1)はクリスマスシーズンに大丸山森林公園のサンタの家で来園者にコーヒー、紅茶、クッキーなどを無料提供。希望者には記念の来町証明を発行している。

 (2)は手作りしたろう製のカップに押し花を一片一片きれいに貼り付けた愛らしい一品で、同家で販売している(大2500円、小1300円)。同公園内のサンタ工房で体験会を開いている(要予約)。

 (3)は広尾町から「サッポロファクトリー」(札幌市)に贈られたクリスマスツリー点灯式に花を添え、サンタメールのPRもしている。

 長年の事業継続の背景には、会員のサンタランドに対する愛情がある。「町内外を問わず、広尾の象徴であるサンタランドをめでる心を育みたい」(武藤会長)との気持ちが活動の基盤になっている。「地道に何十年も続けていきたい」。武藤会長の思いは会員共通の思いだ。(関根弘貴)

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