帯広ケア・センターで越冬野菜市 約10種類の作物をお手頃価格で
帯広市内の指定障害福祉サービス事務所「帯広ケア・センター」(川西町西1線47、津田俊彦所長)の越冬野菜市が15日、同センターで開かれた。イベント開始の午前10時前から来場者が集まり、多くの人でにぎわった。
同センターでは、例年春と秋に施設で育てた苗や野菜の販売を行っている。越冬市は、豊作だった野菜を地域への感謝も込めて届けようと初めて開いた。
ニンジンやカボチャ、ゴボウといった同センターなどで育てた約10種類の作物を200円程度の手頃な値段で提供した。同センターが手掛ける「さつまいも羊羹(ようかん)」や「ごぼう茶」なども販売。豚汁や「ごぼう茶」の無料提供も行った。
まとめ買いする来場者も多く、かごに多くの商品を詰め込んでいた。市内の小関志津子さん(76)は「ダイコンや豆などをひと通り購入した。今は物価高なので、安く買えてよかった」と笑顔。津田所長は「天気にも恵まれ、思ったより多くの人が来てくれてよかった」と話した。(菊地青葉)











