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広小路で初のXマスマーケット開始、藤丸にイルミネーション点灯

藤丸でのイルミネーション点灯では大勢の人が集まった(須貝拓也撮影)

 冬の夜の帯広市中心部ににぎわいを創出しようと、旧藤丸百貨店前のイルミネーションと広小路内を歩行者天国にする「クリスマスマーケット」が6日から始まった。初日は午後5時から点灯式などが催され、家族連れを中心に1324人(主催者発表)が来場した。イルミネーションは25日まで午後4時~翌午前0時に点灯(7日は午後5時から)、マーケットは21日までの毎週金・土曜日(午後5時~同8時)に開かれる。

 帯広商工会議所(川田章博会頭)初の企画。イルミネーション「OBIHIRO CHRISTMAS LUMI-FANTASY」は約6メートルのトドマツをシンボルツリーとして新調、周辺を含む1万3230個のLED電球と、広尾町から無償提供されたウッドランタンなどで装飾した。

広小路商店街にはキッチンカーのほか、休憩用のバスも登場した(須貝拓也撮影)

 マーケットは昨年始めた帯広広小路商店街振興組合との共催イベントの冬版。キッチンカーが広小路内に並び、クレープ、ポトフなどクリスマスにちなんだ特別メニューも提供、一部空き店舗で雑貨などを販売した。初日は22店が出店した。足湯など体験コーナーに参加する姿も見られた。

 十勝バスの車両2台が休憩所として開放され、暖房が入った車内で食事する来場者も目立った。

 点灯式では帯商の所紀夫副会頭、村松一樹商業委員長らがサンタクロースの衣装で登場。カウントダウンに合わせて点灯すると、歓声が上がった。

 市内の自営業佐藤有将さん(36)は長男の慶藍ちゃん(5)ら3人で来場。「藤丸周辺に久しぶりに明るさとにぎわいが戻った。子どもも楽しんでおり、来て良かった」と笑顔だった。

 藤丸株式会社社長も務める村松委員長は「一度閉店した藤丸の再建を進めている立ち場でもある。にぎわいをつくり、まちなかに人が来たいと思えるイベントにしていきたい」と話した。

 7日午後6時からマーケットのスタートを記念し、ちびっこサンタ100人によるイベントを予定している。(佐藤いづみ)


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