「おしゃべりな写真館」上映終了 ４週間で４８９３人来場
来場者にサインしたパンフレットを手に撮影に応じる藤監督（左）
鹿追を中心に十勝で撮影された映画「おしゃべりな写真館」（藤嘉行監督）のシネマ太陽帯広での上映が、２１日で終了した。当初３週間の上映予定が４週間に延長され、延べ４８９３人が来場した。
期間中は６回も足を運ぶ人がいるほど予想以上の観客が訪れた。最終日も２回の上映で計２３０人が訪れ、美しい十勝の自然と心温まるストーリーを多くのファンが楽しんだ。
「秋に戻って来たい」 藤監督
１回目の上映終了後には藤監督が舞台あいさつし、「『十勝から全道へ、全道から全国へ』をスローガンに広げて、秋に凱旋（がいせん）でまたここに戻って来られたらと思う。ぜいたくに時間をかけて作った作品だけに海外の映画祭にも出そうと思っている。鹿追の方々の協力には本当に感謝している」と話した。
２９日からは札幌など道内６カ所で２週間の上映が始まり、４月２０、２１日に沖縄で開かれる「第１６回沖縄国際映画祭」にも出品する。（高井翔太）
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