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新社会人 活躍誓う入社式「会社、地域の役に」

社名と名前を呼ばれ、壇上に上がる新入社員(1日午前10時45分ごろ、とかちプラザ・レインボーホールで。金野和彦撮影)

 新年度が始まった1日、十勝管内の多くの企業や団体で入社式が行われた。このうち、北海道中小企業家同友会とかち支部(高原淳支部長)は午前10時から、帯広市内のとかちプラザレインボーホールで合同入社式を開催。会員企業38社の76人が真新しいスーツに身を包み、新社会人としての決意を新たにした。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者同士の間隔を広く確保できる同ホールで開催。昨年より19人少ない男性39人、女性37人が参加。採用企業の経営者らが見守る中、一人ずつ名前を呼ばれた新入社員が登壇し、抱負を述べた。

 高原支部長は「コロナ禍で世の中は激変し、フレッシュな発想が求められている。デジタル環境の中で培ってきた知識とスキルを役立て、伸び伸びと活躍してほしい」と激励。

 新入社員を代表して大坂林業(幕別町忠類、松村幹了社長)の水崎晃輔さん(18)が「日々一つでも多くのことを学び、一日でも早く会社と地域に貢献できるよう全力で取り組みます」と決意表明した。

 帯広信用金庫(高橋常夫理事長)は本部第2ビルで行い、20人の新入社員を代表して柏林台支店配属の石部鎌(れん)さん(22)が辞令を受け取り、西支店の本間涼さん(22)が宣誓文を読み上げた。

 宮坂建設工業(帯広市、宮坂寿文社長)は午前11時から、帯広市内の北海道ホテルで行い、新入社員25人が辞令を受け取った。一人一人が「いち早く会社や地域の役に立ちたい」などと抱負を語った。(大海雪乃、佐藤いづみ、津田恭平)

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