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全道一のマチ 自然と調和し発展 勝毎音更支局開設

国道241号沿いに店舗がひしめく木野エリア。十勝管内随一の商業地帯として発展を遂げてきた

 道内町村で最も人口が多い音更町。住環境や福祉、教育が充実し、働き手が多いことで企業も進出先として注目する。観光資源にも恵まれインフラ整備も着実に進む。未来を見据え120年前から代々まき続けられてきた、発展の“種”が時代に合わせ開花している。伸びゆく町をつづる。

 音更町は、道内144町村で最多の4万4045人(男性2万908人、女性2万3137人。2020年12月末現在)の人口を有する。先見性のある基盤整備を進めるなどして独自の都市圏域を形成してきた。

 朝日新聞出版のニュース週刊誌「AERA」が昨年8月の合併号に掲載したコロナ時代の移住先ランキングにおいて、北海道・東北エリア部門で町村では最高の12位にランクイン。商業施設や医療施設が集積し、都市機能と自然が調和している点で高い評価を受けたとみられる。

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 昨年は開町120年という節目も迎えた。新型コロナウイルスの影響で延期となった記念式典については、10月15日に町文化センターで開催を予定する。

 十勝川温泉も昨年、開湯120年を迎えた。ガーデンスパ十勝川温泉は町内2カ所目の道の駅に登録されて再始動し、温泉客らがガーデンスパを核に周遊できる環境整備も模索されている。長流枝地区のスマートインターチェンジ(IC)の整備事業化が決まり、十勝川温泉へ道央圏からのアクセスが向上することで、観光や物流での期待が大きい。

 今後も町役場近くの柏寿台での宅地供給、道東自動車道・音更帯広IC南側で建設が進む新たな道の駅の開業などを控える。

 十勝毎日新聞は地域の発展へ、音更支局を中心に人や企業を引きつける魅力ある音更の情報をより細かに発信していく。

町役場を中心とする本町エリア。柏寿台で新たな宅地開発が進められている

商業施設や医療施設が集まる木野市街。その利便性の高さが音更の発展を支えている

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