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十勝川温泉・彩凛華開幕、光のオブジェ楽しむ 規模縮小し「密」対策

色とりどりの光のオブジェが並ぶ会場(23日、音更町内の十勝が丘公園。小山田竜士撮影)

 【音更】十勝川温泉の冬を彩るイベント「第30回おとふけ十勝川白鳥まつり彩凛華(さいりんか)」(実行委員会主催)が23日、町内の十勝が丘公園ハナック広場で開幕した。新型コロナウイルスの拡大で規模を縮小、密を避ける形態にした。2月21日まで。

 午後7時の開場に合わせて、大小約300個の円すいや球体のオブジェが音楽に合わせてカラフルに色を変える光と音のショーがスタート。来場者は雪原に並ぶ“光のタワー”を前に写真撮影などを楽しんだ。

 釧路市から娘や孫らと訪れた50代の主婦は「例年より人が少なくてちょっと物寂しいが、すごくきれいだった」と話していた。

 新型コロナ対策として入り口では来場者への検温を徹底し、氏名などの記入も求めている。会場内では展望台や手湯・足湯のコーナーを設けず、ビニールハウス休憩所内の飲食の提供も取りやめた。

 事務局は「休日は混雑するため平日に足を運んでもらえたら。コロナにうつらない、うつさないを心掛けて楽しんでほしい」と話している。(小縣大輝)

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