十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

こちら編集局「十勝の熱気 密着報道」

甲子園に出場した白樺学園と帯農の活躍を大きく掲載した本紙

◆地元選手躍るスポーツ面
甲子園も大展開

 十勝毎日新聞は1919(大正8)年の創刊以来、地元スポーツの報道に力を入れてきました。特に十勝で開かれた大会では、連日展開している「かちまいスポーツ(略称「かちスポ」)面」で詳報、選手の名前と顔が見える地元密着型の情報は、全国でも他に例を見ないスポーツ報道となっています。

 十勝勢の活躍ぶりは、オリンピックやワールドカップなどの国際大会、高校野球の甲子園やインターハイなどの全国大会、全道大会でも記者が現場から詳報し、インターネットの「かちまい電子版」では新聞紙面に掲載できなかった選手のプレー写真も多数載せています。

スポーツ取材歴約30年の岡部記者。今夏は高校野球甲子園交流試合も取材した

 かちスポの報道は、競技を熟知し、選手・指導者らとも長年の交流のあるベテラン記者らの手でつくり上げられます。

 スポーツ取材歴約30年の岡部彰広記者は自らも少年団、中学、高校と野球に打ち込んだ経験から「選手の一球に込めた気持ちを記事で表現することができたら」と秋季道高校野球大会十勝支部予選(9月12~21日・帯広の森野球場)でも球児たちの取材に熱を入れました。

 十勝が世界に誇る王国であるスピードスケートやアイスホッケー、カーリング、スキーなど冬季スポーツはもちろん、夏季競技は野球、サッカー、陸上競技などをはじめ、有力選手を輩出するバドミントン、バスケットボール、バレーボール、卓球、テニス、ソフトテニス、アーチェリー、体操、トランポリン、水泳、ゴルフなどのほか、柔道、空手、剣道、弓道などの武道、ラリーやレースなどのモータースポーツでも、世界の地方紙で類例のない報道を進めています。

 また、生涯スポーツとして普及が進むパークゴルフ、ミニバレー、ゲートボールの十勝発祥の種目でも、読者から寄せられた記録や写真を掲載。十勝でスポーツに親しむ人を紹介する「全員参加型」のスポーツ紙面にもなっています。



藤丸で開催中の「とかち・宇宙フェア」会場で展示されている記事を手にする年間キャンペーンキャップの安田義教記者

◆年間キャンペーン2020 宇宙港への道
大樹に芽吹く未来産業 年間キャンペーンで詳報

 十勝毎日新聞の今年の年間キャンペーン「宇宙港への道」は、23日付で第4部「トヨタと大樹編」が終わりました。今年も残り3カ月余り、いよいよ企画は終盤の展開に入ります。

 第1部は「加速する宇宙ビジネス編」として大樹町に関係する企業、研究機関の最新の動きをリポート。第2部「『宇宙のまち』のビジョン編」では、スペースポート(宇宙港)構想や宇宙版シリコンバレーの概要を紹介しました。

 第3部「MOMO開発 識者の見方編」では、成功から遠ざかっているインターステラテクノロジズ(IST)の観測ロケット「MOMO(モモ)」について専門家の意見を掲載。第4部「トヨタと大樹編」は、世界屈指の自動車メーカーの宇宙戦略、大樹との関わりを伝えました。

 新型コロナウイルスの影響で、取材範囲や内容の変更を迫られ、担当記者たちは頭をひねりながら展開方法を考えています。この間も国内外では宇宙開発が進み、企業間、地域間の競争は激しさを増しています。今後も国内や北海道の動きを交えながら、大樹の宇宙港を基軸とした十勝の将来について考えます。



8月13日、十勝の夏の夜をサプライズで彩った花火

◆夢と活力与える事業500件
コロナ時代の新スタイルで

 十勝毎日新聞社は創業以来の理念「地域の発展とともに」という思いの下、勝毎花火大会をはじめとして、文化・芸術、福祉、スポーツなど数々の事業に取り組んでいます。主催や後援する事業の数は年間約500件。これらの企画・運営、取材記事、賞状・メダルの手配などは事業局が行っています。

 年間の事業費は約4億5000万円(人件費除く)。このうち、世界へ羽ばたくアスリートを輩出してきた各種スポーツ大会での表彰状の数は10万枚以上、各種美術展の来場者は約62万人と、いずれも紙面と連動して盛り上げてきました。このように経済効果だけでなく、地域に夢を与える事業にも取り組んでいます。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大により、勝毎花火大会を含め多くの事業が中止となりました。

9月19日には新様式に沿った「蜷川実花展」が開幕した

 その中でも初代社長・林豊洲が1929年に「花火で地域に明るさを取り戻したい」と始めた花火大会の火を途切れさせずに十勝を盛り上げるべく、「十勝を彩る夏プロジェクト」と題し、サプライズ花火とともに約5000人の子どもたちから寄せられた塗り絵を帯広市中心市街地に展示しました。

 また、今月19日から、ソーシャルディスタンスを意識した“新しい生活様式”に合わせた形で、美術展「蜷川実花展-虚構と現実の間に-」を開催しています。

 コロナ禍の中、さまざまなことが目まぐるしく変化する時代となりましたが、十勝が豊かに、明るく元気になるような事業を進めてまいります。



◆Motto かちまい・こどもしんぶん
旬を“もっと” 小中生向けも 土曜折り込み

 毎週土曜日折り込みの増刊号「Mottoかちまい」では、地域の話題や旬なテーマを、記者がさらに突っ込んだ取材でお届けしています。難問続々のパズルランドや、週間星占いも人気コーナーです。全8ページのうち、4ページが小・中学生向けの「こどもしんぶん」です。十勝の先生が多彩なテーマを取材する「先生が記者」や、管内の小学校が登場する「私の学校」など、盛りだくさんの内容です。


年間キャンペーン2020「宇宙港への道」 一覧
蜷川実花展-勝毎電子版特設ページ
Mottoかちまい-勝毎電子版特設ページ

更新情報

来年2月に足寄で町民企画のフリーマーケット 30日まで出店者募集

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