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7色シーソーお披露目 半世紀経て「現役」 音更認定こども園

虹色に彩られたシーソーで遊ぶ園児。奥が長屋社長

大成工業が塗装 園児達が乗り笑顔
 【音更】音更認定こども園(町新通9、白木幸久園長、園児201人)のグラウンドに設置しているシーソーが、7色に彩られた「しあわせのにじいろシーソー」に生まれ変わった。21日にお披露目となり、園児たちがシーソーに乗って笑顔を見せた。

 シーソーは全長3・7メートルの木製。1968年に旧音更保育園が移転新築した頃に設置されたと思われ、半世紀近く経つことになる。2016年の音更認定こども園の開園と同時に、旧音更保育園から移設された。

 老朽化に加え、厚板の色落ちなどが目立ってきたため、白木園長が同じ町内会にある大成塗装工業(町新通11、長屋正宏社長)に相談。偶然にも長屋社長が20年ほど前に厚板を樹脂加工して修繕した経緯があり、「自分にとっても思い入れのある遊具。これも何かのご縁と感じた」(長屋社長)と快く引き受けた。 

 もともとは水色だったが、7色に“お色直し”。赤色、だいだい色、黄色、緑色、水色、青色、紫色の虹をイメージして塗り替え、1週間で補修作業が完了した。21日には同園のグラウンドでシーソーの除幕式が行われ、年長児43人が参加。園児を代表して櫻井優嘉ちゃん(5)、菅野結愛ちゃん(5)、尾崎琉星ちゃん(5)、湯野瑛太ちゃん(6)の4人が除幕した。白木園長が「すてきなシーソーができました。乗ってる人を思いやって遊んでください」とあいさつした。

 続いて中田圭志ちゃん(5)と目黒倫太郎ちゃん(5)が「虹色に塗ってくれてありがとう」と長屋社長に礼を述べ、長屋社長が「仲良く楽しく遊んでください」と呼び掛けた。さっそくシーソーに乗って遊んだ小川心結ちゃん(6)は「(虹色が)きれいで、楽しかった」と話していた。(小縣大輝)

関連写真

  • あいさつする白木園長(奥左)と長屋社長(同右)

    あいさつする白木園長(奥左)と長屋社長(同右)

  • 礼を述べる園児

    礼を述べる園児

  • 「しあわせのにじいろシーソー」の除幕式

    「しあわせのにじいろシーソー」の除幕式

  • 虹色に彩られたシーソーで遊ぶ園児ら。(左奥から)長屋社長、白木園長

    虹色に彩られたシーソーで遊ぶ園児ら。(左奥から)長屋社長、白木園長

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