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初仕込みワインをお披露目 帯広・あいざわ農園

初仕込みとなるワインをお披露目する相澤代表(左)。右は父の龍也さん

 あいざわ農園(帯広市以平町、相澤一郎代表)は15日、初仕込みワインの商品発表を行った。「山幸」を使用したロゼワイン「龍之介2019」など4種類で、7月4日から同農園のホームページ(HP)で販売する。

 あいざわ農園は昨年9月にワインの製造免許を取得し、「相澤ワイナリー」として管内では56年ぶり2カ所目のワイナリーとなった。市内や大樹町など5・5ヘクタールで山ブドウや「山幸」「清見」「清舞」を栽培している。ブドウ栽培は相澤代表の父龍也さんが1998年に芽室町で始め、ジュースやジャム加工のほか、ワインを他の醸造所に委託し製造してきた。

 昨年収穫のブドウで醸造し、販売するのは、相澤代表の息子の名前にちなんだ「龍之介2019」のほか、口に含むとおいしい酸が広がるロゼワイン「さちろぜ2019」、すっきりとした酸と泡があるロゼ微発泡ワイン「A-danza Frizzante(アーダンツァ・フリッツアンテ)2019」。18年に醸造し、ステンレスタンクで1年半ほど熟成させた「龍之介s 2018」も販売する。

 昨年10月に仕込み作業を開始。12月から5月まで熟成させ、その後、瓶詰めを行った。遅霜や7月の低温などで予定収量の2割ほどしかブドウが取れなかったため、8000本製造予定のところ4種合わせて1209本の製造となった。

 相澤代表は「わくわくする半面、どういう評価になるか不安な気持ちもある。おいしいと言ってもらえたらうれしい」と話す。

 販売はHPのほか、7月4日には相澤ワイナリー(以平町西9線)でも午前10時~午後1時に行う。価格はA-danza-が3080円、ほか3種が3300円。(中島佑斗)

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