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帯広7位、音更12位 「コロナ時代の移住先」北海道・東北部門

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自然と調和
 ニュース週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)で、「コロナ時代の移住先ランキング」と題した特集が掲載され、「北海道・東北」エリア部門で十勝からは帯広市が7位、音更町が12位にランクインした。「脱中央」の高まりを背景に、理想的な住まいに管内の2市町が上位に挙がった。

 同誌ではコロナ禍で人々の住まいに対する考え方やテレワークといった働き方が変化していることを受け、“後悔しない”移住先をランク付け。8月10日・17日合併号に掲載。不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」編集長の池本洋一氏らの協力を得た。

 政令指定都市を除く1659市町村を対象に、「北海道・東北」「関東」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」の六つにエリア分け。(1)住宅(広い家に住める)(2)買い物(大規模商業施設が充実)(3)カルチャー(カルチャーを感じる施設がある)(4)将来性-など8項目で、各10点の計80点満点で評価。ランキングでは各エリア20位まで示され、両市町は総点数のみ公表された。

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 エリア7位の帯広は53点。「地域外からの評価はうれしいこと。全国的な雑誌で帯広市を目にしてもらえる機会が増え、移住を検討している人のきっかけになれば」(観光交流課)と期待する。

 音更は51点で、エリアで町村トップの12位。小野信次町長は9月議会の一般質問(9月16日)でこの結果を報告し、「音更を知らしめるランキング。全国レベルで評価された」と述べた。

 特集には管内2市町の具体的な評価点などの記載はないが、帯広は、商業施設や医療体制といった都市機能と周辺の自然環境のバランスの良さ。道内他都市と比べて人口減少率が小さいこと、首都圏から比較的アクセスしやすいことなども評価されたようだ。また、今回の評価項目には入っていないが、農業地帯としての食の魅力など総合的に評価されたとみられる。音更は帯広と近く、商業施設や医療施設が充実し、自然と住みやすさが調和している点が評価を受けた。

 各エリアの1位は、北海道・東北が宮城県岩沼市と秋田県秋田市、関東が群馬県吉岡町、中部が石川県金沢市、近畿が兵庫県福崎町と三重県東員町、中国・四国が徳島県北島町、九州・沖縄が沖縄県南風原町となっている。(小縣大輝、岡田優人)

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