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「地元食材知る機会に」 フード&ワイン開幕前にトークセッション

料理のプロ、生産者らが食への思いなどを語ったプレトークセッション(新井拓海撮影)

 北海道十勝フード&ワインフェスティバル2019(実行委主催)のプレ・トークセッションが24日午後5時から、帯広市内の十勝農園(西1南9)で開かれた。

 ハワイで開催されるイベントの十勝版で、25日午後5時から帯広市内の北海道ホテルで開催される。招聘シェフが十勝産食材で独創的な料理を提供する。

 この日は約40人が参加。「M W Restaurant」(ハワイ)のウエイド・ウエオカ氏のほか食材を提供する折笠農場(幕別町)の折笠健さんらが登壇し、実行委員長の後藤健市さんが進行役を務めた。

 折笠さんは「地元の食材について知らないと、外から来たお客さんに提案できない。(フェスは)食材の味の違いを知る機会になる」と強調。後藤さんは「本番は楽しく、おいしく過ごすことが一番」と話した。

 会場では8種のジャガイモのフライや、芽室ワインカウンティが初の芽室産ブドウで醸造したワインなどが振る舞われた。

 参加した帯広農業高2年の谷瑠々花さん(16)は「新たにワインを造る動きがあることを知り勉強になった」と話した。(本田龍之介)

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